『ねりベジや』の考える食育

100円玉握りしめて近所の畑へおつかいに行った息子が両手に大根を抱えて帰ってきた。
ふたまたに分かれた大きな大根。

『おじいちゃんがこれも持ってけ!てくれた』



さて何にして食べようか?

大根スパゲッティがいいな。このあたりでは定番の練馬大根を使った給食の人気メニュー。

食べきれないほどの新鮮な大根が食卓に並ぶ幸せ…

晴れの日もあれば雨の日もある。土の中でじっと栄養を蓄える時もあれば、一気にぐんと育つ時もある。
日々の暮らしのすぐそばに畑があり、野菜が育つ傍らで子育てをしてきました。良い土壌がなければ育たない。
でも肥料をやりすぎても根腐れしてしまう。旬の走りは柔らかく、盛りには勢いがあり、名残りは濃くしっかりした味になる。
作物と今を共有する中で、自分たちもまた同じ土地で育つ、自然の一部であると感じます。



食を通じて生きるチカラを育むこと、全てが『食育』なのだと思います。



『ねりベジや』として行っている放課後等デイサービスへの『おやつお届け』『食育教室』も大切な食育活動の一環です。

今旬の恵みを通して、子どもたちの生きるチカラを育んでいきたい。これからも「美味しいね!」を共有していきます。



ねりベジや代表
NPO日本食育インストラクター1級GOLD 榊原明子


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HP:https://nerivege.wixsite.com/nerivegeya
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